LINNの新製品発表会へ行ってきました。

10月15日、東京都内某所にて開催された「LINN新製品発表会」へ行ってきました。

詳しい内容と私の感想をこのブログと動画にて残したいと思います。

動画に関しては、以下のYouTubeよりご覧下さいませ↓

 

 

会場前の庭先。

 

入り口にはSELEKT DSMのポップが!

 

 

最近では恒例になってきた会場には新製品と、LINN Products代表のギラード氏と、セールスマネージャーのジェーンさんがいらっしゃいました。

ギラード&ジェーン

 

SELEKT DSMが展示してありました!

 

 

新製品発表会の内容は大きく分けて3つ。

・「SELEKT DSMの発売」

・「新しいスペースオプティマイゼーションの発表」

・「モデルの整理」

でした。

 

 

・SELEKT DSMはまずは4つのモデルからスタート!ということで、以下のようになりました。

モデル1…SELEKT DSM-S スタンダードDAC (Pre+Line出力)…¥680,000

モデル2…SELEKT DSM-SA スタンダードDAC+パワーアンプ…¥880,000

モデル3…SELEKT DSM-K Katalyst DAC(Pre+Line出力)…¥900,000

モデル4…SELEKT DSM-KA Katalyst DAC+パワーアンプ…¥1,100,000

※いずれも税抜価格です。

 

製品のコンセプトが「設定・組み合わせができる」というモジュールを組み替えることでユーザーの使い勝手に合わせて仕様を変更できることが多くのユーザーへヒットするなと感じた点です。

また、モデル1と3はパワーアンプをお持ちのものと組み合わせても良いし、2と4のモデルは一体型で完結!という潔い選択も可能です。製品名に相応しい「SELEKT DSM」というわけですね。ユーザーに合わせて仕様をセレクトできるという柔軟性が素晴らしいと思いました。そして、写真では中々伝わりづらいので是非動画を見ていただきたいのですが!「実物はとにかくかっこいい!」につきます。そして、高級感も併せ持っていて、毎日触りたく外観です!11月のインターナショナルオーディオショウで展示されますので、是非ボリュームの回した感じなどを体感して欲しいと願っています。

今後出てくるモジュールに関してのお値段や仕様はまだ分かりませんので今後の動向に注目したいですね!

 

 

 

 

・新しいオプティマイゼーションの発表

これは既存のDS、DSMユーザーには大きな朗報です! モノリスでも使用しているオプティマイゼーションのプログラムがなんと一新され、使い勝手もクオリティも大きく改善されたという内容でした。

動画でも詳しい内容変更点などを撮影しておりますが、内容が多いので割愛させていただきますが、一つだけ言えることは「以前のスペオプとは全然方式が違う!」という点です。

ギラード氏も発言しておりましたが、「これが無料でDSMユーザーが使えるなんて本当に信じられない!という声を沢山頂いています。」は発言後に自信に満ち溢れていた表情をしていました。確信を持った人が見せる表情だな…と私はその時に感じました。

 

 

 

 

・モデルの整理を行った。

動画でも述べておりますが、、衝撃的だったのが「LINNのネットワークプレイヤーはDS、DSM、EXAKT DSMなど、モデルがややこしかったので、整理をしました。DSを廃止にして、DSMに注力…」

つまり、この瞬間を持ってLINNの単品ネットワークプレイヤー「DS」がラインナップから無くなるということになったのです。。

SELEKT DSMのリリースに伴い、一体型のオーディオソリューションはMAJIKとAKURATEの間が価格差が実に(MAJIK45万円)→(AKURATE165万)だったのが、SELEKT DSM-SA(88万)というちょうど中間を埋める形になったのであった。これもモデルの整理と言われると納得がいく話であった。

 

そして、肝心の音は!?という話ですが、、これが実に上手く出来ていて「MAJIK より良くて、AKURATEよりは下」…価格だけでなく、本当に音まで中間の位置にくるような上手い音作りだったのでした!

 

モデルの中間を作るという意味合いか、以前はMAJIK DSMの販売価格は50万円だったのが、今回の発表で定価は45万に変更になりました。

 

また、DSの生産完了と共に、DSからDSMへのコンバートアップグレードサービスも終了してしまいました。これも、モデルの整理を行うということなのでしょう。

 

そして、「MAJIK EXAKT BOX-I」という製品が「AKURATE EXAKT BOX-I」に名称が変更されて、筐体もMAJIKからAKURATE筐体へとチェンジするそうです。さらに、来春にはKatalystのDACへも変更されるそうです。個人的には、MAJIK EXAKT BOX-Iは8ch内蔵だったのですが!4WAYまでのスピーカーならEXAKT化できるという優れものなのですが。。残念ながら5WAYのスピーカーは対応しないという><

AKURATE EXAKT BOX-Iに変更になって、チャンネル数も10ch対応になってくれたらなぁ〜。。なんて、淡い期待を持っていたりします^^

 

 

前回のイベントで発表された内容を纏めてみましたが、いかがでしたでしょうか?

今回の発表を期にサウンドラインモノリスでもキャンペーンを実施しようと思っておりますので、ご刮目ください。