試聴会レポート、LINN & iFI
バタバタしており、中々更新できずにいました。。
スタッフの松崎です。
今回は前回と前々回の試聴会のレポートを纏めて書きたいと思います!
5月23日・5月24日はLINNの新製品、新しいDSと旧DSの比較試聴会でした。
やはり注目はKLIMAX DS/K(旧) VS KLIMAX DS/2(新)でした!
私もお客様も一番気になるところはそこだったようです。
まずは、新製品になって何が変わったのか?についてご説明していきます。
↑下が旧DS、上が新型DSになりますが、よく見るとLANの端子の数が違いますね。
これはEXAKTスピーカーへ繋ぐ、「EXAKT LINK端子」というものです。(LANの形です)
今まではDSMと、ヘッドユニットのEXAKT DSMにしか実装されていなかったのですが、
新製品のネットワークプレイヤーである新しいDSにも実装されるようになったので
EXAKTスピーカーを追加した時にプレイヤーを買い換えなくてよくなりました。
見た目に分かる変化はこれくらいで、中の基盤のレイアウトを見直した、ジッターを半分にまで抑えた、中のFPGAのチップのグレードが良くなったなどなど。。
…しかし、一番の変化は再生音でした。
当日はできるだけ同じ条件で鳴らしてみよう!ということで、比較には同じ電源ケーブル・LANケーブル・ラインケーブルを使用しました。
旧プレイヤーで聴いたあとに新しい方で同じ曲を再生。という具合です。
まず、旧KLIMAX DS/Kの音を聴いてみました。
曲はマイケル・ブーブレの「Save The Last Dance For Me」をかける。
さすがはKLIMAX!
ノリの良いリズム、タイトな低域、マイケル・ブーブレの渋い声が店内に響き渡り、
「やはりKLIMAXだな。。」音の抜群の安定感を感じる再生音で「十分これでいいんじゃないか?」と感じさせてくれるクオリティです。
その後に、新しいKLIMAX DS/2に繋ぎかえ再生してみる。
まず驚いたのがハッとするほどの「音の自然さ」・「違和感の無さ」でした。
それだけではなく、サウンドステージの広がりも出て、音が聴きやすくなり、低音は更に
堂々とした鳴りっぷり!
旧DSを聴いてから新DSを聴いてしまうと、旧DSの音がうるさく感じてしまうほどの違いがありました。。
従来機との差を大きく話、更なる音の進化を見せつけたKLIMAX DS…
比較をしてしまうともう「元には戻れない感」が漂ってしまいます。。
音色や音の傾向が、、というよりも、純粋に音楽のクオリティが上がった感じでした。
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5月30日・31日はiFI Audioさんの新製品の試聴会でした。
6月下旬に発売される「Retro SYSTEM」。
真空管プリメインアンプとスピーカーの組み合わせでのお披露目です。
アンプ部が「Retro STEREO 50」でスピーカーが「LS3.5」という製品名です。
まず私が最初に注目したのは、真空管アンプの機能面でした。
プリメインアンプに搭載されている機能で、まず「DSD対応のDACがある」、「フォノイコが付いている(MCとMM)」、「Bluetoothが付いている」、「ヘッドホンアンプも搭載」
など。。
このコンパクトなサイズ感なのに、多機能を誇る機種になるかと思います!
イベントの時にはDSD音源を再生しましたが、サイズ感からは想像できないほどの空間表現を見せてくれました。
DSD音源は特有の空気感というか、、ヌルッとした音という印象でした。
他にも、レコード再生をしましたが、レコードのレーベルによってイコライジングカーブの変更が出来る機能なども付いていたのは好印象でした。
これが面白いくらい音が変わりますので、お好みで設定を変更して聴くのもありです。
他にもMCの入力はLOWゲインとHIGHゲインの入力があったのもよかったです。
次にスピーカーですが、こちらはなんと!エンクロージャーが竹でできているそうで。。
軽くてしっかりしている素材なので竹を選んだそうですが。。
竹をエンクロージャーにしてスピーカーを作るのは難しいと思うのですが
それを量産品でやってしまうところの技術力は非常に高いなと感じました。
iFI さんの製品のイメージは「非常にコストパフォーマンスが高い」ように思いました!
是非、聴く機会がありましたらじっくり試聴されることをオススメいたします。
以上、遅くなりましたがイベントレポートでしたm(_ _)m
サウンドライン モノリス